NHKの番組内容、先日の障害者芸術支援フォーラムを通じて、グラフィックファシリテーションで伝えようとしていることについて、コメントしました。


以下、実施後の山田夏子のコメントです。
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【 SWITCHインタビュー達人達(たち) アンコール「福島智×柳澤桂子」】

http://www4.nhk.or.jp/switch-…/x/2017-09-16/…/29226/2037146/

録画していたのをやっと見ることができました。

バリアフリー研究者であり、自らも視覚&聴覚障害を持つ 福島 智さんのお話が素敵だった。

思春期の時期に視覚&聴覚を失った福島さん。
当時は、大きな大きな壺の中にいるような気持ちだったそう。
みんなから切り離され、周りがどうなっているのかわからない。
その後彼は、『福島智における視覚・聴覚の喪失と「指点字」を用いたコミュニケーションの再構築の過程に関する研究』の中で、当時の状態を、「他者とのコミュニケーションの不在は精神的な死」のように感じると書いています。

指点字は、お母様が開発されたそう。
はじめのうちは、指点字によって、友達との会話もできるようになったのだけど、次第にとてもさみしくなったそう。
言葉が通じるのに、なぜこんなに孤独なのか??
言葉だけが断続的にあっても、コミュニケーションはとれないんだと感じて絶望の淵にいた。
そんな時、他の人のコミュニケーションの様子や周りの状態を、劇の台本のように臨場感をもって伝えてもらったことで、本当に救われたのだそう。「起死回生」大きな壺から出て解放感を味わったとのこと。

彼は、『福島智における視覚・聴覚の喪失と「指点字」を用いたコミュニケーションの再構築の過程に関する研究』にて、
人と人のコミュニケーションにおいて、言葉の他に、表情やニュアンス、周りの様子など「感覚的情報の文脈」が果たす役割の重要性を示しているそうです。

あぁ、まさに、私がグラフィックファシリテーションで絵を通じて描こうとしているのは、この、「感覚的情報」

ここまでジタバタあがいてきて、福島さんに立証いただいたような気持ちになり、とてもホッとしました。

9/9 障害者芸術支援フォーラム にて、描いた時に、
https://www.diversity-in-the-arts.jp/news/2642
視聴覚障害の方々が、私のグラフィックファシリテーションを行うすぐそばに座ってくださっていたのですが、描きあげた後、何人もお声掛けくださって、「活字や手話ではなかなか掴みきれない、臨場感や気持ちの部分が伝わってきて、とっても心に響きました!嬉しかった!!」と言ってくださった。
そして、その後、私が開催しているグラフィックファシリテーション講座に参加したい!とご相談くださった聴覚障害の方がいました。
聞き取る段階での障害は承知の上で、聴覚障害の人にとって、コミュニケーションツールの突破口になりえるか、可能性を探ってみたいとのこと。
私としては、この方一人で可能性を探るのではなく、
ぜひ、私ももちろん、講座にご参加いただく受講者の方々全員で可能性を探れる場になったらいいなと思っています。

昨日までの講座も、良かった。

さあ、また頑張ろう。